天使のいる空 (祈りについて)  2011.2.1


友達が、家族の病気などで、色々大変だったり、辛い気持でいることを知った時は、私は、友達のために祈ります。
それから、その家族の方の名前をお聞きして、その方のために祈ります。
何もしてあげられなくても、祈りで応援することができるということは、ありがたいことです。

私にとって、祈りは、命綱でした。
頭で納得させようとしても、どうすることもできない、激しい感情のゆらぎをやわらげてくれるものが祈りでした。
祈りがあったおかげで、辛いことを少しでも、軽く超えられたように思います。

私にとって、祈りとは、自分の中にある「いのち」の力をのりだすこと。宇宙にみちている「いのち」のエネルギーにつながること。
祈り言葉とは、それを可能にするひびきをもった言葉だと思います。

私が一番始めに唱えたのは、「南無阿弥陀仏」という祈り言葉でした。
「ありがとう」という言葉は、一番やさしい祈り言葉だと思います。
私は、その時々で、色々な言葉を唱えたり、「印」を組んで、祈り続けています。

今、世界中で、色々なことが起こっています。
たくさんの人達が、どうしていいかわからずに苦しんでいます。
私は、月に何度か、祈りの仲間と一緒に、災害や、戦争などで苦しんでいる世界中の人達のために祈っています。

「世界人類が平和でありますように」というのが、私達の祈り言葉です。
正直に言って、始めは、この祈り言葉に、なんとなくなじめなかった私ですが、今は、この祈り言葉に、深い慈愛のひびきを感じます。

まず自分、そして家族、友達、周りの人達、日本人、そして世界中の人達、生きとし生けるものすべてが平和でありますようにと祈り続けていると、だんだん、すべての「いのち」がつながっていることが、わかってくるような気がします。
みんなが幸せだと、自分も幸せだと、素直に思える心が、やさしく育ってくることが、嬉しいです。


天使のいる空♪
  詞 曲  鈴木京子

空のかなたに 天使たちが居たなら
地上の争いに 心痛めて
傷ついた人達のもとに 降りてきて
愛の光で抱きしめて くれるよね

私には天使の姿が 見えないけど
今私は天使たちに 頼みたい
争う人達の心に寄り添って 愛の祈りで包んでくださいと

澄みきった美しい空を 見上げる時
天使たちの歌う声が ひびいてくる
世界はきっと平和になるという 希望の言葉が
きらめきながら 私の心に降り注ぐ

世界はきっと平和になるという 希望の言葉が
私に勇気を与えてくれるから
祈りながら歌いながら 平和を呼びたい